アイシールド21

39位:アイシールド21

作者:稲垣 理一郎 (著), 村田 雄介
出版社:ジャンプ
発売日:2002/12
完結済み


購入先
Amazonmaou

あらすじ

私立泥門(でいもん)高等学校に通う気弱な高校生、小早川瀬那は入学早々ひょんな事から泥門高校アメフト部「泥門デビルバッツ」に主務として入ることになった。その帰り道、彼をパシリにしていた不良たちに絡まれ、逃れるために泥門駅まで爆走して駆け込み乗車をした。それを目撃したアメフト部主将 ヒル魔に翌日強制的に選手にされ、唯一の取り柄である俊足で選手登録名「アイシールド21」として春大会を戦うことになる。


アメリカンフットボールというニッチなスポーツですが、むっちゃ分かりやすいスポ根もの漫画。
主人公の小早川瀬那は、ただ速く走れるというだけのパシリ君が、アメフトでは最速のランナーとしてフィールドを爆走する姿は爽快。
チームの泥門(でいもん)高校も創部2年という弱小高校ながら、主将のヒル魔のずる賢さで勝利していく姿も見ものです。
意外とずる賢さの心理戦が好きで私の最も好きなキャラクターはヒル魔だったりしますね。

あと、アメフトのルールも随意時説明される描写もあり、試合の展開を理解しやすくさせてくれます。

amasonから気に入ったレビューを抜粋

一気に三巻まで読む事をオススメ

この漫画、かなり計算された作りである。
 絶対的に強い主人公の物語は、爽快感はあるものの読者の共感を呼びづらい。
 逆に弱い主人公が成長していく物語は、心熱くなるものの、爽快感を得るのは後の話である。
 その意味で、この物語の主人公であるセナは、その両者を読者に与えてくれる。
 平凡で気の弱い主人公セナが、驚異的な脚力でフィールドをねじ伏せる爽快感。
 試合を続けていくうちに、肉体的にも精神的にも成長していくのを読み、心熱くなる。
 この作り方は上手く、アメフトというなじみのない題材も、さほど気にならないかと。
 あと、シリアスとギャグのバランスが絶妙。
 とりあえず、三巻まで一気に読む事をオススメ。

予想外の面白さ

スルーしてましたが読み始めると話もよく出来ていて面白い。
主人公は足の速さだけが取り柄の貧弱な青年。
そんな彼が部員二名のアメフト部に入部することになり
精神的にも肉体的にも成長していきながら、仲間を集めて全国大会を目指すことになります。

まずこのアイシールド21ですが、一般的な目で見ると描写が若干幼稚です。絵柄も然り技名とか正直恥ずかしくてしょうがない。
けれど、アイシールド21はこれでいいんです。この妙な恥かしさが魅力の一つなんです。
中途半端にお洒落を気取ったりせず、最新刊までずっと同じペースで同じノリです。
これが非常に好感が持てるし面白い。こういう漫画と割り切って読める方は確実に楽しめます。

肝心の試合内容ですがこれまたよく出来てます。
ワンパターンさを感じさせない展開で素晴らしい。
それと泣ける展開も多くちょいちょい読者を泣かせます。

読まず嫌いの方が多いと思いますが、是非読んでみてもらいたいです。読めば読むほど面白い

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