花より男子

31位:花より男子

作者:神尾 葉子
出版社:マーガレット
発売日:1992/10
完結済み


購入先
Amazonmaou

あらすじ

名門の筋や素封家の子弟が入学する事で知られる英徳学園高校に、娘の玉の輿を願う母親の勧めで入学した一般庶民の牧野つくし。 学校は、道明寺財閥の御曹司・司、花沢物産の御曹司・類、日本一の茶道の家元「西門流」の跡取り息子・総二郎、総合商社・美作商事の息子あきらのF4(Flower 4―“花の四人組”)に牛耳られていた。 学校は、F4の親から多額の寄付を受けていたため、生徒達はもちろん教師達ですら彼らに逆らう事が出来なかった。 つくしは、それに違和感を持ちながらも、平凡な高校生活を送ろうとしていた。


読み直した回数は少女漫画では断トツの1位ですな。
こんな強気な女の子がリアルにいてくれたらどんなに楽しい高校生活だったかと思い、最近は歳とったなーと感じさせてくれる一冊になりつつあるのは内緒。
あと、本気のお金持ちの子弟はこんなにも贅沢できるのかと思いつつ、つくしの貧乏っぷりと不運な出来事が最高ですな。
F4と呼ばれるお金持ち4人組の浮世離れした性格と行動は、ときにはむかつきますが男気もあったりして、それぞれ憎めないキャラになっているのも◎

くそ、このハイスペックなルックスと金持ちの親の元に生まれたかったよ;;

amasonから気に入ったレビューを抜粋

今まで読んだ漫画の中で、おそらくこのシリーズが一番印象に残っていると思います。
自分は男なので、普段少女マンガを読む事はなかったのですが、何気なくこの第1巻を立ち読みしたら、心をわしづかみにされてしまい、その後2ヵ月半くらいかけて全巻読破してしまいました!

つくしや道明寺、花沢類などのメインキャラクターや、少ししか登場しない脇役まで、本当に魅力的で、かつインパクトがあります。
そしてストーリーのテンポの良さ、スピード感もこの作品の魅力のひとつです。

しかし、僕にとってこの作品の一番の魅力は、つくしや道明寺を通して、「本当の幸せとは何か」「人間として大切なことは何か」という事が伝わってくることだと思います。
心を閉ざし、暴力で自分の孤独感やイライラを晴らすことしかできなかった道明寺が、つくしと出会って愛に包まれることによって、本来持っていた優しさ、純粋さなどを取り戻し、人間らしく成長していきます。その過程がすごく自然なのですが、心に強く訴えかけてくるものがあります。

漫画の良い所が全て詰まっている、エンターテイメント溢れる傑作だと断言できます!

少女マンガにあまり縁のない男性方、「花より男子」というタイトルしか知らない方、ドラマしか見たことがない方、ぜひ読んでみてはいかがでしょうか?

言わずと知れた少女漫画の王道!!!
ここまで続くとは思ってもみなかったあの頃…。
始まった頃は主人公は私よりも4~5歳年上でしたが、
終る頃には逆に…そんな青春時代を共にしたラブ漫画です。
終り方には賛否両論ですが、私はこの漫画が大好きです。
時に甘く、時に苦く・・・恋愛のノウハウが詰まった1冊。

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