11位:結界師
あらすじ
400年続く妖(あやかし)退治の専門家、結界師一族の家に正統継承者として生まれた墨村良守(すみむらよしもり)。隣に住む雪村時音(ゆきむらときね)も良守と同じ結界師だが、両家は犬猿の仲。良守と時音が守っているのは妖を呼び寄せ、その力を高めてしまう烏森(からすもり)の地。2人は夜になると結界術を使い、烏森の地に建つ私立烏森学園に集まってくる妖を退治している。良守はかつて自らの失策により、時音が妖の攻撃から自分をかばい大怪我を負ってしまったことを後悔し、二度と時音や自分の周りの人々が傷つかないようにするため、強くなることを心に誓うのであった。
結界術という微妙な能力に見える術を駆使して魑魅魍魎とバトルしていく漫画。
なんとなく、結界術って守るだけの術な感じですが、使い方によって面白くなるんですねw
主人公とヒロインの雪村時音の中学生的なラブコメもなかなか(´*ω*`)
私は主人公の兄貴の腹黒さに魅力を感じますが・・・正統後継者に選ばれなかった何かがあるのか・・・弟のために自己犠牲なのに・・・(ΦωΦ)フフフ…
あと、正統派(?)な和物ファンタジーとしても楽しめます。
おもしろいです
このマンガは序盤はただ現れた妖を倒していくだけなので最初の方を読んだ人はあまり面白くないと思うかもしれません。私も今ひとつだなぁと思いました。 しかし、話が進むにつれてだんだんストーリーが深まってきます。「烏森」の地そのものの謎、「裏会」の幹部達、烏森を狙う組織などなど。
絵は線がわりと少な目ですっきりとしていて見やすいです。個人的には好きな絵です。
とにかく、このマンガは後半に行くにつれて面白くなっていくので、一巻でイマイチだと思っても読み進めてみることをおすすめします。
シンプルさがいい
昔話から始まる、謎の土地「烏森」
夜な夜なそこに訪れる、妖怪を独自の技「結界術」で滅する結界師の二人。
同業者だというのに、なぜだか仲の悪い、墨村家と雪村家の二大結界師の
正統後継者である、主人公 良守と、ヒロイン時音繰り広げる物語です。
妖(あやかし)が、烏森に来るとパワーアップするという初期設定と、
結界師が操る、正方形の封印とでもいいのでしょうか、妖を囲んで退治します。
一巻では、あくまでも序章としてしか語られないので、物足りなさがあるかも
しれませんが、結界師の基本がシンプルに描かれています。
また、良守の思い、時音に二度と傷つけたくないという、想いが生まれる
エピソードは、今後に繋がる重要なキーワードになっていきます。
パティシエの浮遊霊は、今巻ではこれといった話題になりませんが、次巻までの
繋ぎです。ちょっとほんわかする話が待っていますよ。