ブリーチのレビュー

60位:ブリーチ

作者:久保 帯人
出版社:ジャンプ
発売日:2002/1
連載中


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あらすじ

感が強い高校生・黒崎一護は、悪霊退治に来た死神・朽木ルキアと出会う。最初は死神の存在を信じなかった一護だが、人の魂を喰らう悪霊・虚(ホロウ)に襲われたことでルキアを信じざるを得なくなる。家族を悪霊との騒動に巻き込まない為に虚に立ち向かう一護だったが、普通の高校生が虚に敵うはずもなく、一護を庇ったルキアは重傷を負ってしまう。絶望的な状況下で、ルキアは最後の手段として一護に死神の力を分け与えることを提案し、一護は死神となって虚を退治した。


ソウルソサエティ編で完結していたら、もっとランキングは上位に来ていたはず。引き延ばしがダラダラしすぎて残念な漫画になってしまった感があります。
一時期は、ジャンプの中でワンピースとナルトに並んで面白い漫画だったのにね。

ストーリーは少年バトル漫画の王道中の王道で、霊感の強い主人公の黒崎一護がひょんなことから死神代行としてホロウと呼ばれる霊を退治していくことから始まります。
で、死神は全員が斬魄刀(ざんぱくとう)と呼べれる刀を装備しており、この刀は個々で形も違えば特殊能力も違うという子供心くすぐる設定。
私の中では、斬魄刀「侘助」が最強です。能力は、斬りつけた物の重さを倍にすること。2度斬ればさらに倍、3度斬ればそのまた倍になる。切りつければ切りつけるほど相手を動けなくする能力はもっと強い死神が装備して欲しかった。
ほかにも愛染の相手を洗脳する斬魄刀は、ほぼ無敵ですが無敵すぎてつまらん。ま、実際は一番欲しいところですがね。

と、刀に特殊能力を持たせて戦うのは面白く見れたんですが、最近の強さのインフレでなんじゃこりゃという特殊能力ばかりでバトルの細かさが無くなってる気がして私の中の人気は急降下しちゃったんですよね。
絵だけ綺麗になってはいますがね。

amasonから気に入ったレビューを抜粋

なぜこのような力量を備えた作家が

最近読み直してみました。スタイリッシュな絵柄、キャラクター造形、ときおり挟まれるギャグと一護をとりまく人間模様…この巻が出た当時は、それらがジャストに自分の中に入り、物語に強く引き込まれていたことを思いだします。そしてその感覚は、20歳を越えたいま読み直したときにもあまり変わらずに、物語へと私を惹きつけさせてくれました。 しかし今からブリーチを集めようとしている少年に言わなくてはならないことがあります。それは連載初期と比べると漫画としての「質」がかなり落ちているということ。 ブリーチは現在50巻に達しようとするほどの長期連載です。 初期の作品を読んでいると、なぜこのような力量を湛えた作家が、現在では物語を破綻させてしまうような真似をしているんだろうと残念でなりません。 辛気くさい話になってしまいましたが、ソウルソサエティ編あたりまではほんとうにおすすめ出来る内容です。購入する価値があります

BLEACHの良さがわかってきた

最初はどのキャラも心がタフすぎてなかなか取っ付けないでいたけど
読んでてしんどかったんで・・・。

でも最近じゃ「あ、こいつらカッコいいじゃん」と思えるようになりました。マユリはやばいけど(汗)
どのキャラの信念も善悪関係なく人間的で共感の持てるモノばかりなので
バトルや過去の回想などで心が躍動することが多くなりました。

あとソウルソサイエティの縦社会や現実世界の社会性のギャップとかも楽しめました。

時代にも合わせていると思うし、内容見る限り親と一緒でも十分楽しめるモノだと思う。

やっぱ現代のジャンプの看板は伊達じゃなかった。

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