代紋のレビュー

22位:代紋

作者:木内一雅 (著), 渡辺潤 (著)
出版社:ヤングマガジン
発売日:1990/7/13
完結済み


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Amazonmaou

あらすじ

1979年、新宿。暴力団海江田組組員・阿久津丈二は、大学の応援団員たちとの喧嘩に負け、泣きながら詫びを入れていた。この事件以降、丈二の人生は何をやっても上手くいかなくなり、10年後の1989年、弟分に鉄砲玉を命じられ、逃げる途中で自滅し惨めに生涯を閉じた。

しかし丈二が次に目覚めた瞬間、そこは1979年の新宿の、自分の転落のきっかけとなった大学生との喧嘩の場面だった。10年分の記憶と人生経験を積んだ丈二は、気迫と知恵で大学生たちを撃退。そして金の代紋をつけて街をのし歩いてやると胸に誓い、新しい人生をやり直し始める。


誰でも一度は考える、あの頃に戻って人生やり直したいと・・・
そんな夢物語を描いてる漫画。
あー、人生やり直してーと思いつつもどはまりした漫画でしたね。
ラストのオチはイマイチでしたが、今でも読み返しています。

内容はやくざの世界をコミカルに描きつつ、だんだんシリアス展開ですが、主人公の丈二が過去の記憶を手掛かりに次々と困難を突破していき、極道の世界で出世していく感じです。
たまには、過去の記憶だけではなく、男気で乗り越えたりと、熱いシーンもあり、読み応え満載です。

amasonから気に入ったレビューを抜粋

人は誰でもあの時にこうやっていたら?って思う

人は誰でもあの時にこうやっていたら?って思う。過去にタイムスリップ(?)した主人公が人生をやり直す作品で、今までも過去にタイムスリップするドラマや漫画はあるが、これは名作としか言えない。全巻読み終えた時に最後に意味がわかる。とりあえずブックオフでもアマゾンでも10巻くらいまで読めばどうしても11巻が読みたくなる。漫画好きで酷評ばかりしてる私だがこの作品に対しては名作としかいえない

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