BASTARDのレビュー

78位:BASTARD

作者:萩原一至
出版社:ジャンプ
発売日:1988/8
連載中


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あらすじ

かつて、人の力によって生み出された破壊神アンスラサクスと邪神群の手により文明は崩壊した。この災害「大破壊」を生き残ったわずかな者達は新たな文明の力、「魔法」を手にし、血と肉と鋼とそして魔力の時代を迎えた。それから四百年。絶大な力を持ち、配下に四天王や闇の軍団を率い大陸に征服戦争を仕掛けた爆炎の魔術師「ダークシュナイダー (以下D.S.)」は、多くのゴーレムを操り長きに渡り大国や五英雄達と争った末、伝説の竜戦士となった竜王子ラーズ・ウルと相打ちになり滅ぼされた(魔操兵戦争)。だがこの際、D.S.は密かに転生の秘術を用い赤子の身の内に転生する。しかし五英雄の一人ジオ・ノート・ソートによって覚醒する前に封印され、ジオの娘ヨーコと共にルーシェ・レンレンとして争いとは無縁の暮らしをすることになる。


エロスだよ、エロス。エロすぎて発禁処分になってしまうんじゃないかと心配するぐらいエロいシーンがてんこ盛り。
絵柄は、初期のころは稚拙に見えますがどんどん綺麗になっていき激うまな状態を経てから最新刊では、なぜかゆるキャラ路線みたいなカワイイ絵柄に到達したのが不思議な画風。

物語はSFファンタジーで、根本の物語に聖書を取り入れています。聖書を取り入れている割には、主人公のどスケベぶりは最高ですがね。
展開は、主人公のダークシュナイダーの無敵の魔法でガンガン敵勢力を薙ぎ払う大雑把なバトルですが、後半の絵柄が激ウマすぎてビビります。

あと、完結するのか分からない漫画でもあります。あまりにも連載ペースが遅いことと休載も多々ありますからね。
初版が1988年8月10日なのにいまだに27巻までしか発売されていないという、ハンターハンターの富樫先生以上の遅さ。。。

amasonから気に入ったレビューを抜粋

もう無理…

中学の時に連載始まってからずっと読んできたんだけどね。
当時から多少エロに走ってたもののストーリーが面白くて、絵が綺麗で大好きで、掲載誌が変わっても季刊になってもずっと見限らずに読み続けて、…読み続けて、……………天使編に入った辺りから一気にストーリーが分からんちんになって絵柄もただの18禁になり…それでも今度こそは…と縋って縋って挙げ句にやっと出した新刊はやっぱりエロ!過去の同人誌の広告まで載せてページ稼ぎ。
チクショー!!萩原!!読者を舐め腐るのも程々にしやがれ!!写真屋でこんなに頑張りましたなんて自賛は要らねーわ!!読者はこんなん求めてねー!ストーリー進めろよ!広げた風呂敷畳めよ!!ダーク・シュナイダーにカッコ良くヨーコさん救わせて世界も救ってさっさと連載終わらせろ!!けど終わらす気全く無いんだよな!!分かった、もう無理!読まねー!
…と激しく絶望した27巻でした。

悪くないと思います。

この作品とは20年以上の付き合いです。ようやく気になっていたポルノ・ディアノ編の続きが読めて、自分としては大変満足です。 コンロン編は無駄に長すぎて、あの辺りは流石に読み返したくないのですが、この巻は久々にストーリー的に進展した気がしますし、エロいのは元々のこの作品の持ち味だと思います。 完全版とかちょっと手直しも同時に始めた感じで…仕方ないので気長に待ちます。そういう作品だと思います。 ヨーコは出てこなくなって10年ほど経ってますが、早く箱舟編のその後が読みたいものです。彼らはどうなってしまったんでしょうか。
これだけのものを描くのは相当の労力と思います。マンガとしての限界の表現を突き詰める努力と葛藤もジレンマのようなものも感じます。
とにかく応援しています。

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