喧嘩商売

28位:喧嘩商売

作者:木多康昭
出版社:ヤングマガジン
発売日:2005/10/6
連載中


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あらすじ

高校生である主人公・佐藤十兵衛の格闘技や喧嘩にまつわる一連のストーリーを軸にした格闘漫画。同等の条件下で単純な格闘技の実力比べだけでなく、相手よりも優位に立つために様々な策略に巡らせることも多いのが特徴。シリアスな展開だけでなく時事ネタや下ネタ、ブラックジョークを盛り込んだギャグも多い。時折、様々なキャラクターに関する短編エピソードが伏線として挿入される。


初期のころのバキに似た感じの漫画です。
既存の格闘技や裏世界の古武術など、さまざまなバリュエーションがある異種格闘技のやり取りは、リアルに迫るものがあります。
ただ、主人公の佐藤十兵衛は、何でもありのえげつない闘い方をよくするところが大好きです。目突き、金的は序の口で、催涙スプレーと勝つためならどんなことでも^^;
そういう、頭を使いながら、勝ち進む姿はある意味かっこいいw
ただ、普通に闘っても強いんですがね><b
努力も随所にみられて、読みごたえはあります。

ただ、伏線を広げすぎてて、全部を回収できるのか心配です。

amasonから気に入ったレビューを抜粋

今1番続いて欲しいマンガの一つ

現行の「喧嘩稼業」の前編に当たる喧嘩商売の第一巻。作者のアクの強さ(?笑)に賛否両論あれど、非常に面白いマンガです。

このマンガの面白い点は、金的・目潰し・毒なんでもありの最強の格闘技は何か?という男性ならちょっと気になってしまうトピックが中心になっていることと、ライアーゲームや嘘喰いに近い謀略・心理戦の部分にあると思います。

主人公・佐藤十兵衛が高校生にして数々の強敵を思いもよらない方法で倒していくので、読んでいて飽きません。また巻が進むにつれ十兵衛以外のキャラの話も並行して進んでいきますが、それぞれ個性が強く、引き込まれます。

餓狼伝の遺伝子

板垣恵介が中途挫折した餓狼伝の世界を髣髴とさせるような
正統派格闘漫画。

多くのレビュアーが指摘している通り、シモネタ悪ふざけを
受け入れるかどうかで、まず評価が分かれるような気がする
が、格闘漫画好きなら10巻ぐらいまで読んで評価して欲しい。
喧嘩部分に関しては、暑苦しいぐらいに真剣に作者は描いて
いる。それがひしひしと伝わってくるはずだ。

また世界観は各流派、各団体による「最強」をかけた争いで
あり、武器有り、奇襲有り、何でもありながら、基本的には
己の肉体が最強の武器との信念をもっている男たちばかりで
ある。餓狼伝、というか夢枕獏のバイオレンス、格闘小説の
世界観そのままである。

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