BECK

19位:BECK

作者:ハロルド作石
出版社:月刊少年マガジン
発売日:2000/2/15
完結済み


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あらすじ

平凡な毎日に不安を持っていた主人公の少年・田中幸雄(通称:コユキ)は、南竜介との偶然の出会いによって、音楽の世界に入り込むことになる。南竜介・田中幸雄を中心に、バンド:BECK(ベック)・英語名:Mongolian Chop Squad(モンゴリアン・チョップ・スクワッド、M.C.S)が結成され、失敗・挫折を繰り返しながらも、音楽への信念を原動力に一歩ずつ前進してゆく様を描く。


バンドを通じて、夢を追いかけていく青春漫画。
バンドマンとして、成りあがっていく、有名になりたいと、とかいう感じのストーリーではなく、仲間とともに成長していく感じが・・・これこそ青春・・・私もこんな時代が・・・なかったな(´;ω;`)
夢をもっと追いかけて、熱くなって、青春を駆け抜けたくなる漫画、ただし、もうそんな歳は過ぎてしまった(´;ω;`)

あー、灰色の我が青春を・・・

と、脱線したくなるぐらい、この漫画で描かれている物語は夢が詰まってます。
何も持たない主人公が、平凡であることに悟りを開いているところから、ギターに出会い、音楽に夢中になっていくなかで様々な人と友情や試練を乗り越えていく出会いは、こんな青春送りたいと叫ばずにはいられませんw

中学時代に妄想した世界を実際に具体化したような作品。

平凡で気弱な中学生が
さまざまな出会いによって音楽の世界にのめりこみ、
苦難を乗り越えながら才能を発揮していく話。

感情移入しやすい主人公と非常にテンポのよい展開で
どんどんと読み進めてしまう魅力がある。
すごい演奏や歌が流れていることを
音の聞こえないマンガでうまく表現しており、
周囲の人々が惹きつけられている様子に魅せられる。

音楽の知識やライブハウスのこと、
バンドなどに関してまったく知らなくても理解できるので
非常に気軽に手を出せる、人を選ばないマンガ。

パッとしない自分が歌(または楽器演奏)で
みんなの人気者になる、という誰でも中学時代に妄想した世界を
実際に具体化したような作品。読みやすく面白い。オススメ。

共感出来る。

 このBECKはバンド漫画ですが、主人公のコユキは平凡な中学生。なんとなく生きていて、平凡なつまらない毎日を過ごしていました。私も平凡な人間なので、コユキの毎日がつまらないという気持ちが分かるなあと思いながら読みました。その平凡な主人公ですが、ある日「竜介」という先輩に出会い、それまでの人生が大きく変わることになります。さらに、小学校の頃の書道教室で仲の良かった泉ちゃん、竜介の妹の真帆、親友サク、斉藤さん等々、コユキを取り巻く人たちが個性的で面白いです!

 この漫画にはバンドの面白さが伝わってきます。ただ個人的には表情豊かな登場人物一人一人がもっと面白いと思いました。

 平凡な中学生、高校生は共感出来ること間違い無し!


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