龍狼伝

27位:龍狼伝

作者:山原義人
出版社:月刊少年マガジン
発売日:1993/12/13
連載中


購入先
Amazonmaou

あらすじ

中国へ修学旅行に向かう途中、飛行機に乗っていた天地志狼と泉真澄は、突如現れた龍に飲み込まれ、207年の中国へ時間移動する。「三国志の時代」の人々は、龍に乗って天から降りてきた2人を「竜の子」と神聖視し、否応なく戦乱へと巻き込んでいく。


三国志好きにとっては、意見の分かれる漫画。
序盤は史実通りに行くのですが、主人公の天地志狼が歴史に関わるたびに、どんどん史実と違う展開になり、最近では勢力図が良く分からに状態にw
ただ、武術漫画でもあり、スカッとする読みごたえがあります。
三国志好きなら定番の武将達が、暴れるところは好きになるかもしれませんね^^;

ただ、ラスボスが司馬懿・・・そいつは軍師なイメージだから武術最強に描かれているのは・・・どうなんでしょw

最近は、引き伸ばしみたいな展開で、もっと展開を早くと思うところもありますが、昔からずっと読んでる身として、高評価なんすよね^^

amasonから気に入ったレビューを抜粋

衝撃的な始まり!

物語冒頭でいきなり主人公がひっぱたかれ散々説教されます。そして移動中にいきなり龍と遭遇!丸呑みにされてそのまま消化・・・されたら話が終わりますね。ハイ。
今発売されている巻をすべて購入し読破して書いています。この漫画は素晴らしいです。、三国志の世界を忠実に再現しつつもだんだん実力を開花させ活躍し、乱世にもまれどんどん強く、人として成長して行く主人公、序盤こそ写しのままですが巻が進むにつれオリジナルの要素を含み面白くなる戦場、堂々としていて魅力あふれる三国志の有名武将達などは見ていて素晴らしいとしかいいようがありません。
また、ただ単に戦国漫画として面白いだけでなく平和な世を望む人々の思い、乱世を行きぬいた人間だからこそ持つことのできる信念など、勉強にすらなりそうな生き様を見せつけてくれる人間を画いた魅力的な作品としてこの漫画はとても重宝します。その生き様に触れることできっと1度は勇気づけられることがあると思いますよ。

ドンドン「三国志の世界」から離れていく漫画。

三国志漫画の中でも異色だ。現代に生きる少年と少女がタイムスリップして「三国志」の世界に行くという展開は他の三国志ものとは一線を画すと思う。
思う・・・・が、しかし・・・・主人公が変わりすぎだ。善良な少年が拳法を学び戦闘力をつけたと思ったら「超人化」しての活躍。最後・・・現代に帰るのかと思っていたのだが、今のままで帰ったら周囲と比して不自然過ぎる。かと言って「ずっと残る」のも終わり方としていいものではなさそう。
とすると、後考えられるのは、全てが「幻のような夢」だった・・・とかか?
だんだんと「この漫画独自」の展開になってきたので、先が読めないという点ではいいのかもしれないが、読者の期待を上回るような展開を用意しておかないと、墓穴を掘ることになりそうだ。

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加