CLAYMORE

29位:CLAYMORE

作者:八木 教広
出版社:ジャンプ
発売日:2002/1
完結済み


購入先
Amazonmaou

あらすじ

妖魔に家族を殺された少年ラキの住むドガの村に、妖魔討伐の依頼を受けたクレイモア、No.47クレアが派遣される。クレアは妖魔の擬態を看破し、任務をこなし村を去る。その後、村から放逐されたラキは、家族の仇を討ったクレアに恩義を感じ、クレアと行動を共にするようになる。そんな中、ラキは次第に過酷な宿命を背負いつつも人々のために剣を振るうクレアに惹かれてゆく。クレアもまた、聖都ラボナでの戦いの最中、限界を超えた自分を救ってくれたラキに好意を持つようになる。


好き嫌いのある絵柄かもしれません。
特に主人公のクレアの表情が乏しいところがいい味を出しているんだが分かりずらい。私としてはそこに想像力を働かせて読み込むんだと思っています。
ストーリーは妖魔という化け物をバサバサ倒していくんですが、覚醒した化け物には歯が立たずにボロボロに蹂躙されるという鬼の設定。
しかも、私の好きなシーンですが、覚醒者十数体を相手にクレアが所属する組織の半数が迎え撃つもボッコボコに。。。
ラストでは、覚醒者の成り立ちからストーリーの背景が明確になってなるほどと思い再度読み返すとさらにハマってしまうことを約束します。

戦士は女の子ばかりで最近はやりの萌え系な部分を期待して読むとガッカリしますよ。
王道のバトル漫画です。

amasonから気に入ったレビューを抜粋

一気に読めるファンタジーバトルマンガ

ある大陸を舞台にした
人を食らう妖魔と、その妖魔を狩る半人半妖の騎士【クレイモア】との戦いを描いた
ファンタジーバトルマンガです

ちょこちょこ出てくる物語の設定が後になって咬みあうのが上手くできていた

バトル漫画の宿命ともいえる「主要登場人物たちの力のインフレ」も絶妙なバランスで最後まで活かされており感服した。

第3巻で【微笑のテレサ】が最強だと読者に植え付け
第4巻で【プリシラ】がラスボスだと認識させる
ここから「最強のテレサを殺したプリシラをどう倒す気だよ」ってが
読者を最後まで引っ張り上げていたと思う

最終話が一番盛り上がった!とは言えないところが少々残念なところではあったが
【必殺技】や【二つ名】真の黒幕の存在など、中二病全開と言えばそうなのだが
これはマンガである。
だからその路線を突っ走ってくれたこの作品に敬意を表する

女の子の戦士ばかり出てくるが萌えは無い、恋愛要素も1%未満である
だが良い、そこが良かった

見せ場しかない最高の最終巻

13年にも及んだ稀代のファンタジー漫画「CLAYMORE」がついに完結。
誰もが驚愕した前巻ラストの勢いをそのままどころか数倍増しにして走り切った上に、
余韻に浸れる最終話も用意してくれており、自分の中で本作は文句なしの名作になりました。

正直なところプリシラ無双が始まった頃は展開の遅延、魅力的なキャラ達の呆気ない退場など、
作品を楽しみつつも「やはり北の戦乱がピークだったか」と新刊が出るたびに思っていました。
しかしここに来てこれほど盛り上がり、ピーク時以上の熱さと感動をまた味わえるとは夢にも思いませんでした。
途中で読まなくなった方も完結を機に是非もう一度この作品を読んで欲しいです。
ずっと追い続けてきた甲斐のある素晴らしいラストを描いてくれた八木教広先生に感謝致します。

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