51位:餓狼伝
あらすじ
空手をはじめとする様々な格闘技を学ぶ流浪の格闘家、丹波文七を主人公とする本格格闘小説である。ある若手プロレスラーに敗北した丹波は、屈辱を晴らすために6年間(板垣恵介の漫画版では3年間)、自らを鍛え直しリベンジを誓う。そして丹波は激動し始めた格闘界の潮流に巻き込まれ、様々な強敵と戦っていくことになる。彼ら以外にも、フルコンタクト空手北辰館の館長・松尾象山や東洋プロレス(板垣版ではFAW)社長・グレート巽ら最強を追い求める格闘家たちが登場する。
板垣恵介先生の画力で描かれた純粋な格闘技が読めます。
ただ、この一点だけで読めます。
ストーリーなんか気にせず、圧倒的な迫力のある格闘技バトルを楽しんでください。
バトルは、グラップラー刃牙の地下闘技場みたいな異種格闘技戦。
基本の格闘技として空手が多く登場している感じがします。
主人公の丹波文七も空手をベースにした格闘技で、現実的な技で勝利してますね。でも、あんまり主人公として登場することはなく、さまざまなキャラの紹介とバトルという展開で、ストーリーの厚みはなかったりしますw
amasonから気に入ったレビューを抜粋
買うなら中古で十分です
他の方のレビューにもありますが、出版社を二度変えて連載
を続けているため、中古書店にて全て100円で手に入れるこ
とができます。作者の最盛期は餓狼伝でいうと10巻ぐらいまでですね。
台詞少なめで絵で見せる格闘技漫画で、最高でしたね。
表現もこの10巻までは進化し続けます。それ以降は言葉による解説がメインとなり、
絵も平面的になり、手抜きも多くなり、デッサンが崩れていきます。
話も思いつきで、いい加減な内容となります。原作付の話で描けなくなる(休載する)ぐらいなので、
この作者の将来も明るくありません。
講談社と秋田書店にも編集者として少なくない責任があります。
アマゾンのレビューがあまりにも酷評過ぎて笑える。
確かにストーリーが薄いですが、格闘技物が好きなら板垣恵介先生の画力で描かれるバトルの迫力は最高だと思うんですがね。