世界遺産プレアヴィヒア寺院を観光してきたよ

プレア・ビヘア寺院事件

カンボジアとタイが互いに領有権を主張していたプレアヴィヒア寺院の帰属を巡り、カンボジア王国の帰属であるとしたハーグの国際司法裁判所の判例である。
2010年にはタイの愛国者が不法入国しカンボジアが有罪を宣告したり、2011年には両国が武力衝突し死傷者を出す事態が発生した。同年7月、国際司法裁判所は、寺院およびその周辺を暫定非武装地帯に設定し、両国部隊の即時撤退を命じる仮保全措置を言い渡した。両国間では寺院の帰属をめぐり対立していたが、同年9月にタイ首相のインラック・シナワトラらがカンボジアを訪問し紛争解決に向かって動き始め、2012年7月に国際司法裁判所の部隊撤退命令が履行され両国の軍部隊は撤退した。2013年11月、カンボジアの提訴を受けた国際司法裁判所は寺院周辺の土地もカンボジアに帰属すると判断し、懸案の領有権問題にようやく決着がつくこととなった

ということがあり、最近まで安全に観光することができなかったプレアヴィヒア寺院ですが、今では問題なく観光できます。
寺院内には兵士も多数いますがみんな親切で、よくある威圧感は全くありません。

まずは、プレアヴィヒアの入口
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シェムリアップからのツアーだとここまでピックアップバンで来るんだろう。
そこに待ち構えてるのが物売りの売り子さんたち。
みんな頑張って売ってましたが、なぜか私には寄りつきません。
寄って来ないのは、大変過ごしやすいですがさびしいです(´・ω・`)

で、プレアヴィヒアへ続く道をトコトコ
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カンボジアの国旗と国連の旗がありますね。
最近までタイといざこざがあった影響でこの辺も国連の仲裁かなんかがあったんでしょうね。

そんなことは、どうでもいいのでトコトコ
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見えてまいりました建造物。
めっちゃ工事中。
工事のおっちゃん達は、ちょうど休憩中なのかダラダラと寝そべってます。
この建造物を見た感じプレアヴィヒアはめっちゃ小さいなと思ってたら、工事のおっちゃんが本殿は向こうだよと教えてくれましたよ。
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なるほど、ここがメインだったら単なるがれきの山ですよね。
これで、世界遺産に登録されるほどユネスコは甘くないですよね。

(くっそー、騙された)

気を取り直してメインロードっぽいところをトコトコ
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みつけたよ例のぶつ
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これが子宝に恵まれるという神器。
この頭頂部を撫であげれば、家庭円満、子宝成就♪
になるかもしれない雰囲気を持ってますね。
こんなものが列をなしてるなんて、プレアヴィヒアはなんて卑猥な寺院なんでしょうか(゚▽゚*)

冗談は、さておき1000年前に建てられただけあり、至る個所に年月の痛みが刻まれてます。
こういう歴史を感じさせてくれる建造物は私の大好物。
特に自然に飲み込まれそうな感じが最高です。

で、どんっと本殿に到着
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本殿内の広場から
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バンっとメイン
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メインの寺院内は、意外と広くて楽しめた。
カンボジア人らしき観光客もチラホラみかけます。
なんとなく、観光に来ているカンボジア人はお金持ちな匂いがしますね。
もし、ここであの若い娘さんをナンパ出来れば逆玉にのれるんじゃないかと邪な考えが。。。
ま、毎度のごとくそんな度胸はありませんがね。
あーあ、男の一人旅は侘しいのー(`・ω・´)

とここで豆知識。
ブレアヴィヒアの寺院は当初、ヒンドゥー教のシヴァ神を祀る寺院でした。
それが、年月とともにヒンドゥー教が衰退したら、今度は仏教寺院としてまつられるようになります。
現在はどっちなんだろうね。

本殿の中でお祈りをしている方々
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本殿
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本殿の周りは、大分崩れており歴史を感じます。
その崩れたあと?もしくは崩れそうな部分を現在修復中見たいで、所々で修復作業中
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がんばれ、あんちゃん達ヾ(;゚(OO)゚)ノ

兵士のお兄さんと廊下
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他にも細かい建物の写真は撮ってるんですが、プレアヴィヒアのメインは建物ではありません。
なんといっても、本殿を抜けた後に見える絶景がメインイベント。。。らしい。
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つーことで、建物もそこそこにどん
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めっちゃ高い(゚▽゚*)
天気もよく、晴れていたので雲の影がバッチリ映ってます。
なるほど、この景色は絶景と呼ぶにふさわしい景色。。。ま、この高さがあれば、どこでも見れるんじゃないの(´・ω・`)
というか、どっかで見たことがあるような景色。
ケチをつける気は一切ありません。はっきりいってむっちゃ見晴らしがよい場所で、なかなか他では見れないと思います。
でも、それだけなんだよね。
やっぱ、誰かと一緒に見るのと一人で見るのでは、見え方が違ってくるのかもしれん。

この絶景を見たときの感想は、「おお、見晴らしがいいな」ただそれだけ。
これが誰かと一緒に見れば、ギリギリの場所で写真を撮り合ったりと面白く出来たかもしれんし、感動を分かち合えたかもしれん。

ちっくしょー、なんで俺は一人旅をしてんだー(`・ω・´)

と、つくづく考えさせられたプレアヴィヒアでした。

帰りは、本殿横のわき道を通ってから帰ることに。
脇道のほうが近道でしたからね。
けっして、再び建物を見るのがめんどくさいとかじゃないですよ( ̄ー ̄)

そしたら、なにやら怪しげな建物が。。。
見忘れた建造物かなと近づくと。。。

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これは、まさかの監視小屋。
未だにタイを監視しているとのこと。
こんなラフな格好で監視しててもいいんですか?
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せっかくの機会なんでのぞかせてもらうことに。
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タイ側の寺院らしき建物。
人影がうっすらと動くのが確認できます。

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肉眼だと建物があることすら気付かないね。

この望遠鏡の体験によりプレアヴィヒアが大満足な結果になった。
まさか、のぞかせてもらえるとは思っても見なかったし、近づくことさえ許されないかもしれない監視小屋に入れてくれたお兄さんに感謝。

と、こんな感じでプレアヴィヒアは終了。
建物自体は歴史を感じさせてくれますし、絶景は絶景だった。
ただ、予想よりも感動は小さめだったね。
ネットで色々と調べていたせいか期待値が高すぎましたよ。

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