35位：史上最強の弟子 ケンイチ
作者：松江名 俊
出版社：少年サンデー
発売日：2002/8/9
完結済み
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あらすじ
いじめられっ子の主人公・白浜兼一が女性武術家・風林寺美羽と出会い、信念を貫くための強さを手に入れるために様々な武術を極めた達人が共同生活をしている道場・梁山泊に入門し、数々の敵味方との出会いと梁山泊での修練によって肉体的、精神的成長を遂げてゆく物語。本作で登場する多種多様な武術は、ほとんどが実在のものであるという特徴がある。
ラストの終わり方が、ものすごく早足で納得できないが、ラスト以外は完璧な漫画。
スポ根的な展開の格闘漫画なんですが、師匠という絶対に超えれない壁が存在している稀有な展開。
一般的なバトル漫画だとインフレがどんどん進んで、弟子が師匠越えをしていく展開が全くみられません。それでいて、主人公の兼一はどんどん強くなっていく様は、バトル漫画の王道を歩んでいるのはすごいです。
あと、ちょっぴりエッチなチラリズムも完璧に描かれてあるのが高得点。
師匠の一人の馬 剣星のエロ親父っぷりも最高という魅力たっぷりなキャラクターがたくさん出てきますよ。
ここまで、たくさんのキャラと伏線を色々と張ってあったはずなのに早足で完結に至ったサンデーの謀略には拳が震える怒りがあるんですよね。
amasonから気に入ったレビューを抜粋
やばいです。面白いですよ。
この漫画に興味を持ったきっかけは題名からでした。
史上最強の弟子ってなんだ‾！！と思いずっと気になっていましたが、弟子というのが気に入らず(なんだか弱そうで・・)購入には至っていませんでした。
が、読んでみるといじめられっ子のケンイチが強すぎる師匠達に弟子入りして弱いものを守るために必死で戦うめちゃくちゃ面白いお話でした。
いつも大体一度は負けるのですが、必死で修行をして大事なものを守るために傷だらけになりながら戦います。
意気地無しのいじめられっ子が、どんどん強くなっていく様子にワクワクさせられます。
なんだか人間必死になればなんでも出来るのかもという気にさせられる漫画です。
メリハリが好感。
久しぶりに面白い！と思える漫画に出会えました。
主人公ケンイチの信念が、今まで変わっていないのがいいです。（現在14巻まで読みました）
師匠たちの無茶苦茶な強さや修行などのギャグも面白いですし、
バトルシーンはしっかりと描かれていて、メリハリが好感をもてます。
どんな風にケンイチが育っていくかがすごく楽しみな漫画です。